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トラウトと自然を愛する男の北海道ライフ  FISHING&CAMPING from north latitude 45°

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2016年鮭釣り最終回

投稿日:

2016.10.15

稚内市N港へ鮭釣りに行ってきました。10月に入って一気に釣果が上向いた同港ですが、前日朝に釣りをしていた友人に聞くと、急に釣れなくなってきたとのこと。そろそろシーズンも終わりの気配が漂う中、最後を飾る〆の一尾を求めての釣行です。

最後は思った場所に絶対に入りたかったので、3時半に現地へ到着し、それからずっと立ち続けました。数日の間は、アラレが降るほどの寒い日が続いていましたが、この日は思いの外暖かく、澄んだ空気を吸いながら、綺麗な星を眺め、心地よい時間を過ごしました。ただ、

鮭のハネが全くない。

釣れる時なら暗いうちから鮭が跳ね、それが最も多いエリアへ釣座を構えるのですが、全くありません。シーズン後半はいつもそうです。暗いうちは全く魚の気配がなく、明るくなると少しづつ魚が跳ね始めます。この日もやはりそうでした。恐らく、鮭の魚体も婚姻色が濃くなり、また水温も下がり、様々な理由から、魚の活性が下がっているのでしょう。そして、岸よりしたばかりのフレッシュな群れが、港内へ入っていないのです。

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それでも、私の他にも数名が、暗いうちから浮きにライトを点けて、キャストを繰り返しています。4時半頃になるとその人数も増え、日が昇る頃には、辺りは人だらけになっていました。鮭の跳ねも次第に増え、ポツポツと釣れ始めますが、いつものような爆発力がありません。良い日なら、日の出と同時に続々と釣竿が曲がりますが、この日は15分に一度、港内全体で一尾釣れる程度。「これはワンチャンスの勝負になる」と思い、フックを研ぎ直し、リーダーやその結び目を確認。せっかくの一尾をラインブレイクなんて、絶対に許されません。しかしながら、明るくなっても、私の竿に鮭が掛かることはありませんでした。休日ではありませんでしたので、7時に納竿し、今シーズンの鮭釣りを終了としました。

今年は9回の釣行で18尾の鮭を釣り上げました。1日に10尾以上も釣れるような日はありませんでしたが、私としてはまずますの結果です。何よりも鮭釣は、仲間とバカな話をしながら過ごす時間が楽しく、普段、単独釣行が多い私には、鮭とワカサギ釣りが特別な存在です。仲間と楽しい時間を共にできれば、釣果は二の次にできる数少ない釣りですから^^

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