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トラウトと自然を愛する男の北海道ライフ  FISHING&CAMPING from north latitude 45°

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スプーンの魅力

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トラウトルアーフィッシングを始めるなら、基本となるルアーがスプーンであると、私は考えています。
スプーン最大の魅力は、様々なフィールドに対しての万能さ。これに限ります。スプーン一つで、様々な深さ・流れを釣る事が出来ます。表層を引きたい場合は、着水後直ぐにロッドを立てて巻き始めれば良いし、底を引きたい場合は、沈むのを待って巻き始めれば良い。ゆっくりと巻くときは、ロッドでアクションを入れる事でアピールする事が出来るし、底と水平に泳がせるだけではなく、リフト&フォールで縦方向のアピールも容易に可能です。飛距離も魅力です。10gのミノーと10gのスプーンなら、当然、スプーンの方が遠くへキャストできます。これにより、川幅の広い大河でも、可能な限り広い範囲を探る事が可能です。

例えば一日の釣りで一つのルアーしか使えないとしたら、私は間違いなく、使い慣れた古いスプーンを選びます。

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スプーンは価格が安いのも魅力です。北海道に多い湿原河川は、蛇行を繰り返し、川幅は細く、水深は深く、川底には無数の倒木が沈んでいます。その為、非常にルアーロストが多く、初めての川なら、あっと言う間にルアーが無くなります。高価なハンドメイドのバルサミノー等は、ロストした時のショックが図り知れませんが、スプーンなら一個数百円のロストで済みます。オーバーハングや倒木等のストラクチャーも、ロストを恐れること無く責められるか否かは、釣果を大きく左右します。また、フックをシングルバーブレスとする事で、根掛かりした時の回収率も更に向上します。

北海道へ来るなら、スプーンはかなり多めに用意した方が良いです。使用頻度が高い、お気に入りのルアーなら最低5個ずつ。その中で、特にお気に入りのカラーは10個は用意した方が間違いありません。

一言でスプーンと言っても、形状/泳ぎは様々です。私も様々なタイプを購入しましたが、最終的には定番の形状に落ち着いています。現在愛用しているのは、アートフィッシングのBiteと、ホンナミスピリットのマレクのみです。スプーンは、各モデルごとに、数種類の重さが用意されています。お気に入りのモデルを見つけたら、必要な重さを購入し、そのルアーをとことん使い倒してみるのも、上達への近道です。一つのルアーで様々なレンジ、エリアを責められるようになれば、結果的に他のルアーの操作も上達し、魚との距離がグンと縮まりますよ^^

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